当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進および医薬品の安定供給に向けた取り組みを行っています。
その一環として、後発医薬品が存在する医薬品について、特定の商品名ではなく、有効成分に基づいた「一般名処方」(※一般的な名称による処方せんの発行)を行う場合があります。
一般名処方により、特定の医薬品の供給が不足した場合でも、有効成分が同じ医薬品を複数選択できるため、患者様に必要な医薬品をより柔軟に提供することが可能となります。
また、一般名で処方を行った場合、以下の通り「一般名処方加算」が処方せん1回ごとに算定されます。
- 一般名処方加算 1:10点
後発医薬品が存在するすべての医薬品が一般名処方されている場合 - 一般名処方加算 2:8点
後発医薬品が存在する先発品のうち1品目以上が一般名処方されている場合
一般名処方とは?
一般名処方とは、医薬品の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載する方法です。この方式により、供給不足が懸念される医薬品であっても、同じ有効成分を含む別の医薬品を選択できる可能性が高まり、患者様に必要な治療を継続しやすくなります。
一般名処方についてご不明点やご質問がございましたら、当院スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
患者様のご理解とご協力をお願い申し上げます。